探偵事務所に寄せられる調査依頼の中でも、時期を問わずに多く寄せられるのが浮気調査の依頼です。

パートナーの浮気の事実に関する調査は年代を問わずに寄せられる依頼ですが、結婚前に婚約者の身元調査や身辺調査と並行して依頼されることも少なくありません。浮気を疑っているから調査依頼をするのではなく、浮気をしていないという証明をすることで安心したいと考えている方が増えているようです。

探偵の浮気調査は、プロの知識や技術を活用するため、確実な調査結果が期待できる頼もしい手段です。しかし調査にかかる料金は安いものではありません。調査にかかる時間が長引けば長引くほど高額になってしまいますから、疑わしい証拠がない状態での依頼では、100万円近い料金を請求されてしまう可能性もあります。

はっきりとした証拠はないけどなんとなく浮気が疑わしい、という状態のときは、自分で浮気調査をしてみましょう。今回は、簡単にできる浮気調査のやり方を紹介します。

現代の浮気調査の基本は、携帯電話の調査です。スマートフォンの普及により、通話履歴やメール、アプリの履歴やSNSの痕跡など、浮気の証拠は携帯電話の中にある可能性は非常に高くなっています。

正攻法でだめならば・・・

こっそりと調べる方法もありますが、まずは正攻法から攻めてみましょう。パートナーが慎重な性格で、携帯電話の証拠隠滅対策をしていれば、直接頼んで携帯電話を操作させてもらえる可能性は十分あります。

その場合、メールや写真は消去されている可能性が高いので、いくら探しても証拠は見つからないでしょう。だからこそ端末を触らせてもらえるのですが、その安心感を逆手にとって浮気の痕跡をチェックしてください。

端末を操作させてもらえたら、携帯電話の文字入力画面に切り替えて、適当な文字を一文字入力してみましょう。もしパートナーが浮気相手とメールやアプリで連絡を取っていた場合、50音を順に入力しておけば、予測変換機能で浮気につながる怪しい単語が浮かび上がる可能性があります。

パートナーが用心深く証拠を消していても、予測変換まで対策をしている可能性は非常に低いです。女性の名前や、二人で行ったことのないホテルやレストランの名前が候補に挙がった時は、浮気をしている可能性があります。

相手にばれないように、こっそりとGPS追跡アプリをインストールしておく方法もあります。行動履歴を記録すれば、怪しい行動を割り出して浮気の証拠にすることができます。ただし、相手がこまめにアプリをチェックしていれば、追跡アプリをインストールしていたことがばれてしまいます。相手があまり機械に詳しくない場合にのみ、有効な方法です。