男の甲斐性と浮気の関係性は表裏一体と言える。

金銭的余裕を持ち時間をコントロール出来る立場で仕事をしている大人の男性は「浮気を甲斐性」ととらえる傾向が強い。 それは自身の思いこみに他ならないが第三者の目にも同様な状況に映ることだろう。

浮気をされる立場である女性からすれば身勝手な思いこみであり「信頼関係の崩壊」を招くハイリスクな行動であると言える。

何故?既婚男性が浮気するかと考えた場合に想い浮かぶ理由の一つに「ないものねだりな感情」が真っ先に思いつく。
探偵の職業を長年経験してきた著者は「浮気をされた依頼人の夫婦関係の状況」を話しに聞く機会を沢山持つ。
おのずと「御主人が何を理由に浮気したか?」も想定内に浮気調査をすすめ「御依頼者の浮気調査後の方向性」に役立てるのである。

この浮気調査後の方向性がぶれて定まらない御依頼者は不安な精神状態な方が多い。

探偵の経験を100%頼りに依存して調査を進行してしまうと「後に後悔を残す調査結果」に発展してしまう可能性が否定できない。
ある程度の経験を有している探偵ならば「依頼人の将来や選択肢」を道しるべとして提示しながら「想定される調査結果にダメージ」を受けないよう配慮ができる。

プロの探偵とはそういうものである。

利益ばかり考え依頼人の将来を除外視した無意味な調査を繰り返す探偵は本当の意味で「探偵では無い」と断言できるのである。
探偵をかたる存在は世間に多く存在し「苦情の山を築きプロの探偵に迷惑をかける」存在である。
探偵の社会的地位を地に貶め「弱者である悩める依頼人を食い物にしている」のである。

一部の悪意ある探偵のお話なので「注意して依頼する心構え」をお持ちな方ならば心配無用である。

お話しがそれてしまったが「男性の浮気」は殆どが奥様や彼女に無い魅力を求めて行動される事が殆どであり、 個人差はあるが「浮気相手にのめり込む度合い」とも関連性が高く「浮気が本気に」進展する原因にもなりかねない。

浮気をしている男性の求める「ないもの」が何であるか?把握する努力をする事に「浮気防止のカギ」が存在していると探偵目線では考えるのである。

家庭円満で幸せな日常を送ることは誰でも求めるところであり、ありきたりの幸せのなかでも「相手が何を求めているか?」アンテナをもって生活することに浮気が発生しない要因があると考えるのである。