浮気関係を長年継続している男女は日常の行動の一部分のように行動する。お互いの趣味・思考を熟知した間柄だから堂々と浮気をしているのだろう。

浮気相手に迷惑が掛かる行為や、自分にリスクや負担がかかる行動をしない心地よい関係を築き定着している。 浮気調査の現場で探偵が垣間見る「真実」は第三者からみればある種「異常」であったり「衝撃」のような印象を与えるに違いない。

白昼堂々と人の目を気にしなくて良い場所を選び、当事者達にとって価値のある時間を過ごしているのだろう。 浮気を疑い調査を依頼する人物の苦痛な心情は全く知るよしもない。 このような浮気を実行できる人物に共通点をあげるならば「精神的・肉体的・金銭的・時間的」いずれかの余裕が根本に存在していることと考える。 でなければ堂々とした浮気は現実に行えない。

限りある時間内に自己の欲求を満たし、いっさいストレスを与えない異性が浮気相手なのである。 一昔前の流行語で「都合の良い男性・女性」などの言葉が世間ではもてはやされ不倫や浮気がフィーチャーされていた事も、このような「浮気関係や不倫関係」の裏付けだったのかもしれない。 いずれにしても、浮気をしていればいつかはほころびが出てその事実が発覚する可能性は高いのである。当人たちがどのように思っているかは別として。 二重の生活を送っているようなものだからいずれ限界は来る。おそらく、その限界が来た時に初めて後悔が生まれるのである。

理想的な浮気関係

男性目線ならば理想的な浮気相手の条件は「自分の満たされない部分」を補ってくれる人物と言え、精神面での安らぎが占める部分が大きいといえる。

それでは逆の女性目線での理想的な浮気相手の条件はというと複雑で単純でない場合が多い。 一言で表現するならば男性より「具体的な条件」や「現実的な条件」の基に浮気関係や不倫関係を結んでいるケースが大多数である。

男女平等と世間的には提唱していても現実問題で女性の経済力は世の中の職業全般で考慮すれば高条件で高収入とはいかないと言えるだろう。 そんな状況も浮気相手に求める条件の中に多大な影響を及ぼし、具体的に●●な人との考えに基づく行動に繋がっているのだろう。 男女の思考の違いも影響していると思うが、女性は現実を求めて男性は夢や理想を求めているという事になる。

いつの時代も男女関係に付随して切っても切れない関係が浮気関係と断言できるのです。人間とは基本的に意志の弱い生き物かもしれません。 それゆえに浮気や不倫が「優しさ」や「情」から進展してしまうことも決して少ないとは言えません。 「ダメンズ」と言われるダメ男を好きになってしまったりなど・・・。

そのうち「相手が好き、愛している」ということからあらゆることの正当化を始めてしまいます。 こうなると周りが見えなくなり2人の世界に没頭していくのです。 2人の関係に没頭したことで起きる悲劇もあり、こうなると理想的な浮気関係などからは遠ざかってしまいます。