浮気調査の方針決め
相手の浮気に気づいてしまった場合、まずは、その浮気を許せるのかどうかを考える必要があります。相手のことを許せない、相手に責任を取らせたい、相手にもつらい思いを感じて欲しい、等々、どうなったら満足かを考えて、その状態になることを目標に設定します。何を持って落とし所とするかを最初に決めておくことで、いつまでに、何をする必要があるかというように、探偵事務所も今後の計画も立てやすくなります。
クライアントと我々探偵とで、今回の仕事の成功条件は何かということを最初に確認するのです。もちろんこの目標は途中で変更することもできますが、なるべくはっきりした目標をできるだけ早く決めると後がスムーズです。
場合によっては、今回は浮気調査の結果パートナーを許すという決断をクライアントがされることもあります。どんな場合でも、我々はもちろんクライアントの意思を尊重しますが、必ずアドバイスさせていただくのは、浮気相手にはしっかりと賠償請求しておいた方が良いですよということです。
それから、許すにしても、今回の妻の浮気調査の件はすべて文書で記録をとっておくこと、そしてパートナーには、二度としない旨、誓約書を書いてもらいます。我々の経験からは、今回許しても必ず繰り返すので、あらかじめクライアントの助けになれるようアドバイスしておきます。
作戦スタート
興信所は最初に決めた方針に沿って、自分たちの目標に必要な証拠を集めていきます。
写真やビデオ、音声などの客観的なデータに加えて、対象の監視と、その行動を詳細に正確に記録していきます。仮に今回の目的が裁判ではない場合でも、将来に備えて、できるだけ正確な証拠を、可能な限り抑えておくようにします。東京の素行調査で証拠を揃える際に、録音などをする時はその音源の正確性もとわれますので、対象者の近くで不用意に冗談を言ったりするのは控えてください。
そのように証拠を集めて準備しておくことで、将来クライアントが裁判する気になっても、すぐに対応できます。
何よりも、クライアントに保険を提供できるので、安心してもらうことができます。この段階での作業は、とにかく地道な作業を正確に行うことです。記録にわずか不備があることで、クライアントの利益を損なうことにつながるので、ミスをしないで、丁寧な仕事をこころがけてください。
詳細他データが集まったら、いよいよ、決着です。東京の調査会社はここまでの仕事をどれだけ丁寧にやれたかで、結果が変わってきます。あと少しだけがんばって、ラストスパートをかけるタイミングとなります。